
上記の記事でお伝えして参りましたのは、一度設置をしてしまえば後は手をつけなくとも良い準備でしたが、
今回は、毎回のお掃除前にする片付けやちょっとした家具の移動等の準備について書いていきたいと思います
我が家のお掃除前の準備
我が家しているお掃除前の準備儀式は大きく分けて以下の4つになります
- 床の片付け
- ドアの解放
- スロープの設置
- 椅子や家具の配置換え
4つもあるの?とお思いになるかもしれませんが、ひとつひとつは全然大したことないので、しめて3分もあれば終わります
逆に言えばこれ以上の時間や手間がかかるようでは、準備が億劫になってしまい、習慣化につなげる事が難しくなってしまうと思います
床の片付け
まず床の片付けです
床を掃除機で掃除して貰うわけですから、当然床に物があってはNGです
人間が掃除機をかける時も同じですのでこちらは最低限片付けをする必要があります
片付けといっても、きっちりあるべき所にしまうような片付けでなくて大丈夫です
要は床に物さえなければいいんです
我が家では脱いだ洗濯物やゴミがあればきちんと片付けますが、そのほかの物(鞄やクッション)は、椅子やソファーの上に放り投げてます 笑
また、こどものおもちゃに関しては、磁気テープ編でもお伝えした通り、遊具の下にセーフティーゾーンがあるので、そこに避難させています

自動化の大事なポイントは障害になるような事を1%でも減らすこと
準備の片付けのハードルを上げては何のため自動化なのか分からなくなってしまいます
完璧にやろうと思うのではなく、
こういったセーフティゾーン(逃げ道)をあえて作っておくと困った時に突っ込めるので便利です
我が家では加えてゴミ箱も椅子の上に上げてます
これで床の片付けは完了です
片付けは一見大変そうに見えますが、片付けるという意識ではなく、床から物を避難させるという意識でOKです
また、2〜3日に一回のペースで行うようになれば、そもそも片付ける物がそんなに溜まってないですし、
ネイトがいるからと必然的に床にあまり物を置かない生活になります
こうやって習慣化していく事により、どんどんいい循環になっていくのが自動化の良いところですね
ドアの解放
これは当たり前なので説明を省きます
ただ、中途半端に開けると、ネイトが自分で閉めてしまい、出れなくなってしまう可能性もありますので、開けるならガッツリ開けましょう
ドアストッパーがあるとなお良いです
段差へのスロープの設置
次に自作したスロープを、リビングと和室の間の5cmの段差部分に設置します
スロープの作成方法は↓の記事をご覧くださいませ
ちなみにこちらのスロープ、使用しない時はダイニングテーブルの脇に立て掛けてます

本当はずっと付けっ放しにしていられるスロープがあればよかったのですが、見た目がよろしくないのでやむを得ず着脱式にしてます
そのうち床と同じ色に塗装してずっと付けっ放し出来るようにしたいです
イスの配置替え
ロボット掃除機を使わなくなる理由第1位ってダイニングテーブルの椅子を上げなきゃいけない事なんじゃないかと思うくらい、ダイニングテーブルの椅子上げるのって手間ですよね
我が家は幸いにもダイニングテーブルの椅子の脚幅がネイトよりもギリギリ広かったのですが、
やはりそのままではスムーズにお掃除出来ないらしく、倍くらい時間がかかってしまいます

椅子をテーブルの上に上げてしまえば済む話なのですが
椅子を上げるのだけは絶対にやりたくない
何故なら我が家の今の運用だと、この準備作業をしてくれるのは70%くらい奥さんです
椅子も決して軽くはないので、女性だと上げるのが億劫になってしまいます
何度も言いますが、自動化の為に重要のことは障害になる可能性のあるものを1%でも減らす事です
その為には椅子を上げるという行為は確実に排除すべき問題です
また、椅子を上げる事により、貴重な物の避難スペースを失う事になります
我が家は椅子が4つあるのですが、テーブルに上げてしまうとテーブルがほとんど埋まってしまいます
椅子4つ分とテーブルという、かなりの避難スペースが無くなるのは、相当お家に物が少なくない限り、結構痛手なんではないでしょうか
加えて、椅子を上げるということは、テーブルの上をまず片付ける事から始めなくてはなりません
テーブルの上って結構、定位置になっている物があったりして、すぐに片付ける事が難しい場合が多い気がします
我が家もランチョンマットを敷いているので、これもどかさなければならなくなると、かなりの手間になります
ではどうしたら、、、
ネイトのダイニングテーブル下での挙動を観察した結果、
時間がかかるのは一度入った椅子の下から抜け出せなくなる為だということがわかりました

椅子単体では、抜け出せるものの、↑のように複数の椅子の脚やテーブルの脚でが微妙にズレて重なる事により、抜け出せなくなっているようです
ここで大事なのは、椅子単体では問題ないということ
さらに言えば、複数あってもズレて重ならなければ問題ないということ
そこで
- まずテーブルの下から出す
- そして椅子同士の間隔をネイト一台分以上あける
- もしくはズレをなくしてピッタリくっつける
という事を守る事により、ネイト君のお掃除進路を妨げないようにしました

この配置であれば、椅子を上げなくとも、お掃除にかかる時間を大幅に短縮する事に成功
- 椅子をテーブルの下から出すこと
- 脚同士の間をネイト一台分以上空けること
- 空けるスペースが無ければズレないようにピッタリくっつけること
以上3点を意識すればロボット掃除機が椅子から抜けだせなくなる事が限りなく減ると思います
ちなみにこの作業、床にある鞄やゴミ箱をイスの上に上げるついでにすれば、時間も手間もあまりかかりません
その他家具の移動
上記のイスもそうなのですが、
その他のあまり動かす事のない家具類も、動かせるものであれば数回に一度でも位置をズラす事をお勧めします
いかにネイトのマッピング技術が正確とはいえ、家具の下や入り込めない狭い隙間等、お掃除出来ないところは出てきてしまいます
たまに家具を動かして導線に変化を与えて上げる事で、長いスパンで見た時に掃除が出来ていないポイントを減らす事が出来ます
我が家では休日の私がいる日に椅子の配置を数回に一回微妙に変えてみたり、子供のベッドやオムツバケツ、脱衣所の洗濯カゴなんかを動かしてみたりしています
頻度でいうと週に一度、2〜3回に一回程度ですね
他にも空気清浄機やストーブ、扇風機等の季節もの家電なんかもこの方法が役に立ちます
準備へのモチベーション
最初にも言いましたが、ここまでの全ての作業が3分もあれば終わります
我が家では平均して1分〜1分半です
なぜこんなに短いのかというと、
2日に1回やっているから
結構な回数をこなしていますし、2日間で床に溜まる物はたかが知れてます
定期的にやる事でどんどん楽になっていくんです
私の周りにもロボット掃除機を導入している方々が多数いるのですが、ほとんどの方が口を揃えて言うのが、
「ロボット掃除機の為に床に物を置かなくなるから家が綺麗になる」
我が家も本当にこれで、導入前に比べ格段に床の物がなくなり、家が綺麗になりました
(導入前が酷すぎただけかもしれませんが 笑)
そもそも我が家は夫婦揃ってめんどくさがりで掃除が好きではなかったのですが、
自分で掃除をするなら片付け+掃除機
掃除機だけでもやって貰えるなら、
片付けぐらいは自分でしようと思えるようになりました
なのでここまでやってきた準備も片付けも全く苦ではなく、
むしろ喜んでやってます
まとめ
ロボット掃除機起動前に
- 床の物をセーフティゾーンへ避難
- 椅子や家具のちょっとした移動
たった2〜3分たったこれだけ準備するだけで、お家の掃除機が自動化出来ます
準備にあたり、大事なことは、準備の手前を最小限にする事
具体的には
- イスはテーブルにあげなくて済むならあげない
- セーフティーゾーンを出来るだけ残す
- 綺麗に片付けようと思わない
- 大きなものは、毎回ではなく時々動かすくらいでOK
定期的にやる事で、準備はどんどん楽になって行き、お家はどんどん綺麗になります
以上、これまで5回に渡り我が家のネイトでのお掃除の自動化のためにした事をお伝えしてきました
もちろん我が家とは環境は同じではないとは思いますが、
同じようにお掃除を自動化したいと思っていらっしゃる方々のご参考になれば幸いでございます
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
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